チーズ染色加工の流れ
主なチーズ染色加工の流れは、下記の図のようになります。
- 新品チーズが倉庫より出され
- ワインダーでボビンに巻きます。
- 高温高圧釜でチーズ染色
- 染色後にドライヤーで乾燥します。
- 厳密な検査と品質管理
- 仕上げと梱包
- 出荷・納品
- ご依頼人様のもとへ
設備
チップ式ボイラー
チップ式ボイラーとはチップ状にした木くずを高炉で燃やし、その熱の力で染色機の温度を上げます。このチップ式ボイラーは重油式ボイラーと違って低コストで環境に優しいボイラーです。ただ、人の手によって常にコントロールされなければならないので手間はかかりますが、私達はできるだけ環境に良いものを選びます。
HISAKA高温高圧チーズ染色機
チーズの詰まったキャリアを釜の中に入れ、高温高圧で時間をかけ染色してゆきます。また管理コンピューターにより、温度が必要以上に上がると自動的に温度調整もしてくれます。ただ、最後の色調整はやはり職人によって行われます。
チーズ巻きワインダー
このワインダーによって、チーズの硬さや大きさを調節しながら、染色しやすいチーズを作り上げます。硬いチーズだと色ムラ(チーズの染まっている部分と染まっていない部分ができること)などができるので、チーズ巻きの時は、必ず硬さを調整します。
ワインレッドに染まったできたてチーズ
鮮やかに染まったワインレッド色のチーズです。このチーズ(糸)が洋服やバスタオル、カーペットなどの様々な製品に使われます。