染色職人ひとりひとりが長年の経験を持ち、機械化(オートメーション)+ 職人の巧みな技で確実に一流の染色作業を行っています。
染色とは突きつめてゆけばとても奥が深く、この人間社会と切っても切れない繋がりがあります。
衣服は勿論、ハンカチやカーペット、布団、車や電車のシートなど、数えればキリがないほど多くのものが染色され製品となって日常に姿を現します。
考えてみれば、これらのカラフルな色のついた製品も最初は無地なのです。
その無地な生地や糸(チーズ)を染色職人が巧みな技と長年培った感覚で思い通りの色に染め上げていくのです。
美しく鮮やかな色もあれば、渋い色やくすんだ色もありますが、そのどれもが巧みの技によって生地や生糸に色化粧され、出来上がるのです。
いくらオートメーションの進んだ現代でも、色を配合して、それを目で見て色彩調整するのは、やはり経験のある職人達なのです。
職人いわく、色は目と心で見るそうです。
人間の心と色と言うのは深い結びつきがあり、感情にも作用するのは科学でも証明されています。
いくら機械化が進んでも、人間味のある美しい色を出すのは、機械ではなく人間なのだと思います。
そのことを忘れずに、より心に響く色を創っていきたいと思います。
→企業理念